Author: sekiguchitaketo

ジャーナリスト・関口威人の公式サイトです

代ゼミだけでない? 予備校業界の断末魔

わけあって今年の初めごろから注目していた予備校業界ですが、代ゼミの大量閉鎖問題で先に“弾けて”しまった感があります。遅ればせながら追いつくつもりでBusiness Journalに寄稿しました。これから何とかツテをたどってシリーズ的に書ければと思っています。 »代ゼミだけじゃない?予備校業界、不況深刻化と劣悪な労働環境に講師たちから悲痛の叫び

「不遇の山」、御嶽山

岐阜・長野県境の御嶽山が噴火しました。名古屋から直線距離で100キロ足らず。今年の初めはふもとの木曽町に仕事に行くなど周辺を通ることはあったのですが、登山をしたことはありませんでした。しかしこれだけの人が山登りを楽しんでいて、噴火に直面するなんて…。広島の土砂災害はじめ立て続けに起こる災害を重ねてみないわけにもいかず、また東洋経済オンラインに書かせてもらいました。よろしければご覧ください。 »不遇の山、御嶽山が突き付ける災害リスク

美濃加茂事件「初公判」傍聴記

17日に名古屋地裁で開かれた美濃加茂市長の初公判、一般傍聴券をくじ引きで当てて傍聴、依頼されていた「弁護士ドットコム」に傍聴記を寄稿しました。 検察側の証拠は初公判に及んでも「こんなものか」という印象です。贈賄側業者の自供に頼り切り、物証としては30万円を2回に分けて引き出した銀行記録しかないと言っていい。 いくつかメールのやり取りも読み上げられましたが、決定的なものはありませんでした。市長が業者との関係を「言ってしまえば、良い癒着ですよね」と表現していたとも検察側が述べましたが、これもメールではなく「そう言っていたという業者側の供述」でしかなく、どこでどのような状況で言われたのかもはっきりされていません。 市長の脇の甘さ、認識の甘さはまだいくらでも指摘、批判できますが、それ以上に「大丈夫か、警察・検察?」と、あらためて首をひねらざるを得ない流れとなりました。 ただ、PC遠隔操作事件の教訓もあり、むやみに「冤罪のヒーロー」を仕立て上げないように心掛けるつもりです。市長本人もそれは望んでいないでしょうから。 »美濃加茂事件「初公判」傍聴記―潔白主張の30歳市長と検察が「全面対決」

傷だらけの朝日新聞

きのうの朝日新聞の社長会見を受けて、東洋経済オンラインで記事を書かせてもらいました。同業者として胸に手を当てて…。 »「吉田調書報道取り消し」で朝日は傷だらけ-他にも求められる特ダネの検証

変わる地名、消える災害サイン

広島の土砂災害にからめて、もう1本記事を書きました。 「変わる地名、消える災害サイン」としてヤフトピにも上がりましたので、よく読んでいただけました。 最後に付記しましたがこうした地名に関してはいろんな見方、読み方、そして歴史があり、コメントでもさまざまな意見をいただきました。特に仙台の「八木山」については八木久兵衛という地元の豪商が山を開発したことにちなんでいるとの指摘が多くあります。この部分は出典(いくつか「災害地名本」を読み比べましたが、一番わかりやすくまとまっていると感じた本)を明確にしているのですが、地元のかたの指摘がはるかに説得力がありますので、また確かめたいと思います。奥深き、地名の世界。 »広島災害の教訓―変わる地名、消える危険サイン

7年目

会社を辞め、フリーになってから7年目に入りました。毎年、「防災の日」が節目です。 6年前は名古屋や岡崎を集中豪雨が襲った「8月末豪雨」があり、実際は8月31日から動いていました。 昼はNPOスタッフとしてボランティアさんたちと内水被害の様子を調べ回り、夕方からはさっそくお声掛けをもらった某ローカル経済誌の取材として小さな町工場を訪ねるなどしていました。 フリー記者稼業一本になった今も「防災」「災害」が取材の柱になっています。最近は「関口は防災の専門記者でしょ」なんて言ってくれる人も出てきました。でも、めっそうもない。新聞社時代から、被災地に駆け付ける人の後をついていき、被災した方々の声に耳を傾け、遠くからも思いをはせる人たちに伝えられればと思っているだけです。最近は特に取材やNPOで出会った人たちが、それぞれにまたつながりあって、助け合って活動している様子をfacebookなどで見ることができて、素直にうれしい。 今年は広島はもちろん、京都も兵庫もまだ大変です。災害に一つとして同じ形はないし、同じ復興はありません。それぞれに教訓は大きいけれど、それを行政のマニュアルという小さな枠に押し込めるのでなく、一人一人が最大限に柔軟に受け止めて「次」に生かしてもらえれば。そんな思いも、記事を書き進める動機になっているとは思います。でも、専門家ならもっと大所高所から考え、具体的に提言できるんだろうなあ。 以下、ヤフトピに上げてもらった最近の「THE PAGE」記事から。 »何十万人の「避難勧告」どう受け止めたらいい? »米国発の防災訓練「シェイクアウト」って何? »広島の災害、行方不明者の人数確認はなぜ遅れたのか?

愛知県美術館「わいせつ写真に布」の波紋

愛知県警絡みで書かせてもらったこちらの記事もヤフトピに上げられてよく読んでもらえました(タイトルからして…?)。 どうも「見せしめ」的な警察の動きが多いように思えてきてしまいます。 »愛知県美術館「わいせつ写真に布」の波紋  

「市長保釈」の裏側

受託収賄などの罪で勾留されていた岐阜県美濃加茂市の藤井浩人市長が25日、逮捕から約2カ月ぶりに保釈され、公務に復帰しました。同市であった記者会見の様子を交えたまとめの記事を、今回初めての「弁護士ドットコム」で書かせてもらいました。 »なぜ「浄水プラント販売業者」は美濃加茂市長に「金を渡した」と供述したのか?

ヒロシマがあぶり出す密集地の巨大リスク

広島土砂災害で亡くなった方のご冥福をお祈りします。21-22日と現地取材し、以下の記事を公開させてもらいました。 書きながらもまだぜんぜん答えは見えてきていません。 »ヒロシマがあぶり出す密集地の巨大リスク-専門家は「3・11より深刻」と危機感

「マックの厨房に私服の親子」は是か非か

東洋経済オンラインで次のような記事を書かせてもらいました。 相手が相手なだけに、久々にマスコミ他社にも追い掛けられた記事となりました(中日=共同、産経=共同など)。ヤフトピには上げられませんでしたが、人気記事ひしめく東洋経済オンラインの中でもかなりの反響。お盆の私用を少し犠牲にした甲斐はありました。 たまたまなのですが、店も当事者(画像の投稿主)も私のご近所さん。まさに「人ごと」でない問題として取材に入りました。この親子にまったく罪はありませんし、衛生面で(それこそ中国の問題と比べて)どれだけ重大な問題かと言うと微妙でしょう。ただ、親なら誰でも分かると思いますが、この年代の子どもはどんなウイルスを持っているか分からないし、何をしでかすか分からない(うちの子にも予想外のアクションでいろんなモノを壊されました)のは確かです。 そしてこのタイミングで、マック本社のこの「人ごと」のような対応。食品の問題は何度も取材してきましたが、マックほどの大企業でもやはり…と思わされました。 (ちなみに今回ほぼ同時期に発覚した「木曽路」の問題は2年半前に記事にしたリゾートトラストの問題とほとんど同じです) 直接の健康被害が出ない食品問題では、消費者も「ここまでは大目に見よう」というある程度の妥協が求められます。今回の件も賛否を踏まえて「人ごと」でなく教訓にしていただければ。僕は残念ながらこの店ではもう買えないですが…。 »マクドナルドでまた「衛生問題」が発覚-私服の親子を厨房へ、本社は全店に点検指示